2017年1月6日金曜日

空き家の増加スピードに注目~「野澤千絵 『老いる家 崩れる街』を読む。」

土地問題に関連して、野澤千絵著 老いる家、崩れる街を読みながら、
いろいろな統計をチェックする連載を続けています。

全国の世帯数の変化について調べてみた後、
川口市の世帯数がどう変化してきているか、

調べ始めた矢先に、

こんな記事が現代ビジネスに載りました。

日本の住宅が「資産」ではなくなる日 〜空き家急増という大問題いよいよ大量相続時代を迎えて…

この記事によると、
全国の特例市37の空き家率ランキングで
川口市は、第30位。

全国平均の13.5%に対して、
11.3%とやや低めの数値です。

ただし、空き家率が低めなベスト3、
例えば、低空き家率トップの所沢市(9.6%)
と比べてみると、

ちょっと高めだなあと、感じないわけでもありません。

川口市では、全国状況よりも「高い」世帯数の増加が
続いていることを考えると、

川口市では、まだ、著者が言う
「街のスポンジ化」は起きていないのでしょう。

ただ、2010年以降、世帯数の伸び率が低めになってきた
事を考えてみると、

いずれ、このままでは問題が起きる可能性があるかもしれません。

しばらく、分析を続けたいと思います。

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